下品道

所謂おなにーぶろぐ

象の群れに蟻一匹


象の群れに蟻一匹

蟻は自らと比べあまりにも巨大すぎる象を目の当りにし

一体何を思ったか



蟻は思った

「自分に気付いていない」

蟻は自らの巣へ帰り仲間内に象の話をする

「象に目も向けられないうちに準備をしよう」

毎日毎日同じ事の繰り返し

妥協はしない日々努力の繰り返し

一つの目標を定めた蟻は決して立ち止まらない

前しか見ない

「いつかきっとあの象達を食べてやる」

蟻は死ぬ

死してなお何世にも渡り意志は受け継がれていく

「見向きもされない内しかチャンスはない」

少しでも意識されると遠のいていく存在

「今しかない」

「今しかない」

今年も象の群れが来る

象は落ちた

何世にも渡り広げられた蟻の巣

地盤は歪みそのまま落ちる

何も知らない所で縮まっていた距離

一切見向きもしなかった蟻一匹

象は落ちた事にも気付かない

象は考える間もなく死ぬ

象は餌にされる

眼中に無かった蟻に

蟻は一生分の餌を得る

蟻は象を超えた

蟻はふと思う

「目標がない」

得る物を得た蟻に向上心は無い

生きる為に食す

もう食す事に困らない

「目的がない」

追われる立場

追う者もいない

刺激がない

「自分はどこまで上にいけるんだろうか」

「上に行って何をするんだろうか」

「上に行くことに意味はあるんだろうか」

意味なんてない

一番になったって意味なんてない

ずっと目標にしてた者を失った蟻は

どこまで走ればいいのかわからない

周りは期待する

期待に応える事は容易だ

だが期待に応えて何の意味がある

何を目標にして今後生きて行けばいい

目標を失った蟻は思う

「一生苦労してた方が楽だった」と





-エンディングテーマ:前前前世-

コメント

象でも蟻でもないわたしが踏んであげよう

匂い気になるから足の裏リセッシュしてから頼む

更新率くそすぎ

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